お正月じゃなくても 島原に行ったら具雑煮を食べるべき理由
たかが雑煮、されど雑煮。
お雑煮はお正月に食べるくらいで そこまで普段から興味がそそられる料理ではないし
わざわざ旅先で食べるような代物でもない、と、お思いの皆様・・・・・・・・いや!むしろ過去のわたし。
島原に行った時は正月じゃなくても具雑煮を 食べるべきです!!!
島原は私の父の実家があり、何度も訪れたことがある場所。
それなのに、この「姫松屋」の具雑煮に出会うのが遅すぎた…。
「姫松屋の具雑煮は美味しい」との噂はかねがねお聞きしておりましたが
年に一回、食べるか食べないかのお雑煮をわざわざ外食で食すという概念が無かった自分を全力で呪います。
個人的にはまっているゲーム「ドラクエウォーク」のついでに訪れた島原城。(ポケモンGOみたいなもんだと思って下さい)
島原城でしか手に入らない、ゲームのアイテムが目当てでプチ旅行しました。
その近くに「姫松屋」があったことから、前から気になっていた具雑煮を食す機会が訪れました。
島原人も全力推しの 姫松屋 具雑煮
本店は、島原城のすぐそばの好立地。観光地にアクセス抜群な所に真の人気店があるのはうれしいですね!
具雑煮定食 梅 1200円
おいなりさんもいただきたかったので、定食にしました。
結構大きなサイズの鍋で提供されます。
実はすでにドライブ中食べ歩きしながら来たもので食べきれるか心配に・・・。
土鍋から溢れんばかりにお出汁の香りに、「あ、これ…絶対美味しいやつ」と、確信を得る。
アロマより癒される香りと旨味たっぷりのお出汁。13種類の具材との一体感に酔いしれる
厚すぎず、薄すぎない。お出汁を吸って絶妙な柔らかさのある たくさんのお餅と、
長崎特有の歯ごたえのある かまぼこ 3種。
その他、地元の食材がこれでもか!というほどにゴロゴロです。
しろ菜、ごぼう、卵焼き、しいたけ、凍豆腐、れんこん、鶏肉、春菊
ぜ~んぶ、出汁の味を引き立てています。
焼き穴子も黄金のお出汁を吸ってなんだかキラキラしています。
香ばしく、ふわふわで美味しいです。
一口すすると、お出汁のうまみが広がり、体の内側からホ~ッとため息が出てデトックス効果を感じます。
毎日食べれば内側から美しくなれそう・・・!
結構具材が多くてお腹一杯になるにはなるのですが、お出汁の美味しさに延々と食べていられる錯覚に陥ります…。
土鍋から湧き水のように延々とお出汁が溢れ出てほしい。
いなり
あったかいお出汁の合間に、おいなりさんを頬張る組み合わせは本当に最高です。
茶そば
同じく具雑煮を舐めてかかっていた連れは、そもそも雑煮自体がそんなに好きではないらしく
茶そばを頼んでおりましたが、結局私の具雑煮をこれはうまい!と半分くらい味見していました。
もはやそれは味見でない。
無事、ドラクエウォークも目的を果たし、プチ観光を。
きれいな湧水を楽しめる 鯉の泳ぐまち 新町
島原の城下町は、大変きれいな湧き水が豊富な町で
「鯉の泳ぐまち」としても有名です。
鯉の餌も売っているのですが、ものすごい勢いで群がる鯉に
恐れおののき、遠目から観察しました。
鯉が寄ってこないので映えない。
鯉が寄ってこないので映えない。
限りなく透明に近い水。
観光交流センター「清流亭」
観光の案内や地域の特産品などが置いてあります。
ここで泳ぐ鯉が本当に大きいのでのぞき込んでみてください。
メニュー
ここで合計金額を伝える。
博多松介さんは、今回お伺いした大人な空間の西中洲店の他
春吉、天神、大名などにも系列店があるようです。
3,000円~6,000円までコースも充実しており
雰囲気良いので接待などにも良さそうです。
姫松屋 本店 (ひめまつや) 場所・営業時間・詳細・予約
ジャンル: 郷土料理(その他)、定食・食堂
最寄り駅: 島原鉄道島原駅から徒歩7分
TEL: 0957-63-7272
住所: 長崎県島原市城内1-1208
営業時間: 11:00~19:00(L.O.18:30)
定休日: 第2火曜日(8・10月は第3火曜休)